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指導者紹介

指導者紹介
お待ちかね!伊藤先生の自己紹介第二弾です。

お待たせ(?)いたしました!自己紹介 その二
併せてイラストもご笑覧ください。
<氏名> 伊藤周平
<剣歴 その一からの続き>
小学生の体験
鬼がきた!
毎週末楽しく稽古に通う小学校4年生の頃、「自衛隊」と記入の垂れを着けて仏頂面の先生が唐突に現れた。どこかで見たような立ち姿だと思ったら教科書の東大寺南大門の仁王像にそっくりではないか。稽古が始まるや大きく口を開けた阿形像よろしく「貴様っ!!」と怒り叫びながら、集中していない生徒に容赦なくボコン!ボコン!と重たい竹刀を脳天に打ち込む。ピカピカと目から星が飛び出し足元が歪んでふらついたことを覚えている。
怖い!
にこりともせず「うむ」のたった一言が鬼先生からたまに頂ける唯一の褒め言葉。ある日先生の叩き過ぎた竹刀が中結でボキリと真っ二つ(!!)に折れたことがあった。「よく見ろ!これが正しい折れ方だ!」と誇らしげに仁王立ち。しばしば私は皆の前で模範掛かり稽古をさせられるがいつも必死と恐怖で頭は真っ白。例によって病弱にて稽古を休むと先生は「伊藤っ!伊藤はどこだあっ!!」と叫びながら探し回っていたと伝え聞く。毎回稽古の最後に先生の審判で試合をするのだがそのピーンと張り詰めた緊迫感といったらなかった。
やめたい!
「どうか今日は鬼先生が稽古に来ませんように。」とひたすら念じては、準備体操中に必ず現れる姿を横目で確認してがっかりする。稽古が恐ろしくて仕方がない。とうとう剣道をやめたいと母に訴えると実は仲間達も皆、先生怖さにやめたがっていると知り、なぜか続けることに。
先生の思い
剣道を子供達に受け継いで貰いたいとのひたすらな情熱であったと自ら気付き、目をかけて頂いたことに感謝の念を深くしたのは少し年月が経ってからでありました。(終わり)
<最近の試合動画>
ジョンソンカップ個人戦決勝にて片山先生より延長で全く予測できなかった片手突きを頂きました。当日観戦できなかったかたはどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=BTRvmq-lVdI&feature=em-share_video_user
<お勧めの楽しい本>
(1)「剣道修行 修道学院の青春」 堂本昭彦氏著
(2)「中山博道 有信館」 堂本昭彦氏著
近代剣道創世記の明治から昭和初期を舞台に今の時代では信じ難い厳しい荒稽古の日々。当時の勢力を二分した道場から数多くの剣道専門家を輩出。事実に基づきユーモアに富んだ軽妙洒脱な語り口で活き活きと小説風に描かれています。
(3)小説「武士道シックスティーン 三部作シリーズ」誉田哲也氏著
剣道の理解がいい加減な軽いノリだけの青春娯楽小説かと思ったら大間違いでした! 小説としての楽しさはもちろん、魅力的な剣道の解釈が随所に散りばめられています。お貸しできますのでご連絡ください。
<感想、コメントはこちら!>
私のメールアドレスまでお寄せ頂けると幸いです。前回はたくさん(?)のコメントをありがとうございました!
[s_ito@hotmail.com]
自己紹介 その二終わり
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